数理・物理学科TOP > 教員紹介
ページの本文を印刷

知久 哲彦(ちきゅう てつひこ)

 
職名 准教授・博士(理学)
担当科目 自然科学の世界
数物ゼミナール
数理物理学
数理・物理学研究法
総合理学研究Ⅰ・Ⅱ
卒業研究Ⅰ・Ⅱ
統計力学
統計力学基礎
熱・統計力学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
物理数学Ⅱ
輪講Ⅰ・Ⅱ
専門分野 統計力学,相転移の理論,数理物理学等
ホームページ 知久研究室
「神大の先生」知久哲彦のページ
「神大の研究室」 [物理コース] 知久 哲彦 研究室
 

主要著書、論文

"A Simple Example of Exactly Solvable Models with Reentrant Phenomena", "RVB States for Two-Dimensional Antiferromagnets", "Dynamical Properties of the Frustrated Ising Models and the Relation with the Ising Percolation Models"

略歴

1962年静岡県生まれ,1985年東京大学理学部物理学科卒業,1987年東京大学理学系研究科博士課程修了,1990年同博士課程修了,理学博士号取得,同年、日本学術振興会特別研究員を経て神奈川大学理学部情報科学科助手に着任,1998年専任講師,2002年助教授,2012年准教授,現在に至る

研究テーマ

磁性体の最も簡単なモデルであるイジングスピン系の性質について、解析的および計算機的手法を用いて研究中。特にフラストレーションおよびランダム性といった性質が系の臨界現象や動力学的性質に及ぼす効果を、複雑系の視点も絡めて理論を構築中。これにより、未だ解明が不十分であるスピングラスの秩序相の性質や異常緩和現象の解明に新しい視点を提供することが期待される。イジングスピン系の持つ単純かつ一般的な性格を利用した応用分野、例えばニューラルネットワーク系やある種の最適化問題への新しい展開を模索中。また量子多体系(スピン系、電子系等)の波動関数や、自由エネルギー等の力学的量の厳密計算に現れる可解性と呼ばれる性質の裏にある数学的構造を用いて、諸物理量をより正確に求める方法を模索中。

研究室紹介

自然界もしくは人間社会に起きる多様な現象を広くコンピュータを用いて解析し、サイエンスの中で、コンピュータがどのような役割を果たしているのかを、理解し、体験することを目的としています。本研究室においては主に現在まで数理科学を中心とした、テーマで卒業研究を行っています。以下はそのタイトルの例です。

・結び目の統計的性質
・紐の最適化
・2次元格子上のランダムウォーク
・シミュレーションを用いたイジングモデルの研究
・自己組織化臨界現象と砂山崩しのモデル
・パーコレーションの数値的研究、また今後、情報処理の数理(ニューラルネット等)のテーマを扱うことも視野に入れています

 
 
ページの先頭へ